心理学テクニック
最新の心理学の実践
心理リハビリテーション … 分かり易い動作法 印刷


心理学とは本来、臨床心理学に基づき、人間の精神面の問題点を解決していこう、というのが目的です。だからこそ最新心理学に於いては、大変に細かく枝分かれしたテクニックが研究されているのです。

実際には、各々の分野或いは各々の項目に於ける、有効なテクニックを発見する為には、細分化というのは避けて通る事の出来ない流れです。
然しながら、その細分化が原因で、最新心理学は日常にはかなり近付いてきた反面、一般の人が理解する上では難解な部分が増して来るという、皮肉な結果をもたらしました。。
その難解な細分化の中にあって、最新心理学のテクニックの一つである心理リハビリテーション、この分野なら比較的理解が容易と言えるかも知れません。

この心理リハビリテーションとは、言わば心理学を用いたリハビリであり、今日では「動作法」と呼ばれる事が多いのです。
本来、この心理リハビリテーションとは、脳性麻痺の児童に対し、動作の改善を促す目的のものでした。
他の病気とは異なり脳性麻痺の場合は、肉体的なアプローチでは根本的な解決が難しかった為、そこから心理的なアプローチが試行されたからです。
これが心理リハビリテーションの起源であり、これが動作法と呼ばれる由来でもあります。

この動作法は現在では、脳性麻痺に限定されず、自閉症・精神遅滞等、精神障害全般に対して、幅広く活用されています。
しかし主に子供に対して行なうアプローチである事には、従来通り全く変わりはありません。
更には、この心理リハビリテーションの持つ意味は、現代社会に於いては年々大きくなってきました。
何故ならば、脳性麻痺や自閉症等、精神分野に問題を抱える子供が、増加の一途を辿っているからです。
こういう子供達を癒す為にも、この心理リハビリテーションという技術は、現在大変な注目を集めているのです。